今は小山先輩の顔を見ること出来ません。


どうしていつもタイミグが悪いのよ。


「何の話していたんだ。病室の外まで聞こえてたけど、巨乳って何?まさか千比絽の事じゃないよな。」


無言の私に小山先輩が爆弾を落とした。


まさか、言いませんよね。


「千比絽は見た目より、胸あるよな。」


何を言うつもりですか。


弘也の顔が見れません。


もう、胸の話は止めにしてほしい。


「おい庄一、千比絽の胸見たような事いうなよ。」


小山先輩が豪快に笑う。


「だって、俺見たし。」


あ、止めて!


「いえ、あれは違うでしょ、湯気で見えなかったはずだよ。」


弘也のいる所で、その事に触れないで。


小山先輩、もしかしてわざとですか。


「あのシャワー室の事は、庄一に忘れろって言わなかったけ。 」


マジで弘也の顔がヤバいです。


小山先輩絶対面白がってますよね。


「分かってるって、本当は何も見えてなかったんだよ。」


良かった。


脅かすの止めてほしい。


弘也が安心してくれたなら、それでいい。


決してペチャパイではありませんから。


証明するのは難しいけど。