制服を脱ぎユニホームを着ようとすると、星野監督の手が伸びて来た。


ちょっと、何をするきですか。


「全部脱げよ。男子はブラなんてつけてないし、千比絽が男子に混ざって野球やるなら、そんなもの必要ないだろ。」


こいつ頭がおかしい。


頭がいかれてる。


「いいから裸になれよ。」


バッカじゃないの。


星野の手が私の下着に触れようとしたから、その手を掴みねじ伏せた。


「痛いなぁ、何すんだよ。」


痛くて当たり前です。


「星野監督これはセクハラですよ。」


星野監督がニヤリと笑う。


気持ち悪い。


「それはどうかな、今部室には誰もいない。俺に逆らうなんて許されると思う。」


いきなり壁に叩きつけられた。


星野監督は本気だ。


怖いけど、怯えてたら負けだ。


こんな男に負けたくはない。


星野監督を睨みつけた。


早く誰か来て!