「・・・ああ」


なんか・・・一段と


素っ気無いような気がした


すると クラスの女子達が


倉崎君の席に集まってきた


「麻美!」


「・・・咲帆ちゃん」


「朔哉 学校一有名だからさ


いつも ああなのよ・・・」


なんか・・・そんな感じだな


「2人して 何の話?」


突然 後ろから三神君が


話しかけて来た


「あんたには 関係ない話」


「ひでー・・・」


そういえば・・・昨日


「あの・・・三神君!


昨日 ゲーセンで倉崎君と


何・・・話してたの?」


気になって聞いてしまった


「内緒 てか朔哉の事


気になるんだ?」


三神君は 少しニヤつきながら


そう言った


「あ・・・えっと・・・」


キーンコーン・・・


予鈴が鳴って 先生が入って来た


チラッと 倉崎君を見る