翌日。
「おはよぉ・・・」
「おはよ!夏姫」
私が元気じゃないのに美由はすぐに気づいた。
「夏姫、どうしたの?彼氏とけんかでもした?」
「うん・・・。美由、話し聞いてくれる?あのね・・・」
私は美由に昨日の出来事を話した。美由はしんけんに聞いてくれた。
美由が口を開いた。
「夏姫、それ遊びじゃないの?」
「・・・遊び?」
「うん。零さん夏姫の話ばっかり聞いて、自分のことは何も話そうとしなかったんだよね?それって遊びなんじゃないの?軽くってチャラそうな感じだったんでしょ?」
「うん。今日確かめてみる・・・」
そして放課後になり、私は零にあって欲しいとメールをした。
30分後に零が公園に来た。
「零・・・」
「何?」
「私と付き合ってたのって、遊びだったの?」