「夏姫どうした?最近元気ないじゃん」
「えっ・・・別に・・・」
「話してみ」
「あのね・・・、私今本当に幸せなの。幸せなんだけど、いつか捨てられるかもって思ったら今の幸せが怖くて・・・」
「何で捨てられると思った?」
「前に私言ったよね?何人の女と付き合ったのって・・・」
零は正直に私に話してくれた。
女の人と付き合ったことはないけど、遊びでのキスは・・・したって・・・。
何で遊びでしたのって聞いたら、何も答えてくれなかった。
私は零の家から飛び出し、走った。
少しの期待があり、後ろを振り返った。
零は追いかけては来なかった。