「夢々歌〜着いたよ-☆」

「分かったから離れて??」
「…なんで…??」

わかってるくせに。
とぼけないでよ。もう限界。

「アンタみたいなのが彼氏だと
思われたくないから。」


光紀はうつむいてとぼとぼ
歩くスピードを落としていった。

自分でもヒドいと思ってる。

でももううんざりなの。
私の青春を台なしにしないで――