穂『雪!!』

穂乃香は大きな音をたててドアを開けた。


雪『あっ穂乃香。どーした慌てて。可愛い顔が台無しだよ。』

やさしくほっぺにキスする雪。


穂『今、お父さまに聞いたんだけどー。鬼討伐の指揮を雪がとるって。』


雪『…あぁ。明日の早朝に出発する』


穂『アタシ達もうすぐ結婚するのよ!』


雪『だから結婚前に君のお父さまに俺の株を上げとかないとね』

くすっと笑う雪。



穂『もぅ。気を付けてね。』

呆れたように苦笑いする穂乃香。