「よしっ私も見守ってるからがんばろうね!」



「うん。」




こんなにも
翔くんのことを思ってしまうのは
きっと私、好きなんだ。




翔くんに恋しちゃったんだ。





「…私、翔くんのことが、すっ」




“好き”その言葉を真央ちゃんに言おうとすると




「は~なっ。その言葉、三浦くんにいいな?」




「うん!ありがとっ真央ちゃん
あ、それとね?私告白なんて初めてされたよ?
知らない男子から恋の相談されることは
よくあるんだけど、しかも私と同じ名前なの!」





それも今日驚いたんだよね





「……花…?
それは、みんな、花のこと好きなんだよ?
あなたが鈍いから気づいてないだけで…」





え……?





「えー!?そうなの!?」




「そうそう。」



そんなこと初めて知ったよ。


「真央ちゃん、今日は色々教えてくれて
ありがとう!」




「え、うん。それはよかった!
明日がんばろうね!」




「うん!ばいばい」