午後の授業も終わり
放課後になった。
ほとんど頭に入ってきてない。




「花ちゃん!今日一緒に帰らない?」




竹中くんが来た。
いつもだったら翔くんが。
って翔くんは別にどうでもいい!




「うん!良いよっ」



翔くんの存在を消すかのように
私は大きい声でしゃべる。




「あっ花!ばいばい」




2人で教室を出たら
廊下には真央ちゃんと勇人くんがいた。



「うん、ばいばい!」





「あれ?花ちゃん、翔と一緒じゃねーんだ?」





うっ痛いところをついてきた…



「え、うん。べっ別に
翔くんなんていつもいるわけじゃないし…
私にだって他に友達いるしさ!
じっじゃあね!」


私はそのまま玄関へと向かった。



「?…うん。ばいばい。
どういたんだ?…まあ翔の様子もおかしかったけど。
2人なんかあったの?」




「うん…詳しくは私もわかんないんだけどね。」