「ねぇ!君、小諸花ちゃんだよね?」

いきなり話しかけられた。

「あ…はい。そうですけど…」


この人誰〜?
知らないからどう話していいかわかんないし…


「あっごめんごめん。びっくりしたよな?俺、隣のクラスの竹中悟!よろしくなっ?花ちゃんっ」


「あっうん。よろしくねっ」


「んじゃったまに来ると思うし仲良くしよ?またね〜」


と言って出て行った竹中くん。



「隣っていうと勇人たちと同じクラスだね」

「うん。そうだねっ。竹中くんっていい人そう…」


なんか好印象だったな…。



「えー?そう?何かああいう人は裏がありそうで苦手だ」

という真央ちゃん。


「三浦くんの方がいい人じゃない?花には三浦くんしかいない!」



言い切る真央ちゃん。


「翔くんはこわいよ?強引だし」


周りの視線もすんごくこわい。