昼休みになっても俺の周りには女ばっかり…
もう、うんざりだ。


「んじゃあ俺は真央の所行くわ!」


って言って
勇人は行っちゃうしよ。


そんなに彼女っていいのか?



「翔にもいつかわかるよ。」




って言われたし。
全くわからん。




購買に行こうとしても
女たちはずっと俺にまとわりつく。



なぜだ?
俺に金目当てか!?



「翔くーん。今度遊ぼうよ〜」




いらっ
名前で呼ぶんじゃねえよ。




そのまま無視して歩くと向かいからちっちゃい女が歩いてきた。



俺の方を見ようともしない。




へえ…珍しい…


そして一瞬目が合った。



ドキッ



意味不明な音がした。




俺は一瞬にして興味を持った。