「わりぃ…俺、やっぱお前といるの無理。
俺、花が好きなんだ。」





そう言って私を引き寄せる翔くん。




はっきりといった翔くんの言葉に
プライドを傷つけられた城山さん。






「そう。じゃあ、あのビデオ流してもいいのね?」






え!?それだけはダメ!!





「それは…!」






私が城山さんにお願いしようと前に出ると







「花。」







翔くんにひきとめられる。






「で、でも…」






あれがあると翔くんと私は
一生城山さんからは逃げれないのに…