あたしは NAKAMURA SAYA 中村 莢。高2。 中村財閥の娘。 世界の人々からセレブと言われてる。 どうやら、世界1のセレブらしい。 まぁ。 “兆”ぐらいのお金はあたりまえだ。 身長は165センチ。 髪は藍色に金色のメッシュが何本か。 あたしは夜になると――― 「あ、アレ舞蝶じゃね?」 「マジかよ! 噂どうり超美人じゃん」 「気おつけろ!! 舞蝶は恐ろしい女だ」 「何でだ?」 「話しかけると、殴られるらしい」 「マジかよっ! こぇ~」 男達は逃げてった。