そしたら、どーだろう。
優奈さんがいた。
「え!?優奈!?」
「え!?優奈ちゃん!?」
「は!?優奈さん!?」
俺たち三人は、ほとんど同じ事を同時に言っていた。
優奈さんは、茜を見つけると、手招きして茜を呼んだ。
「なんだろ?」
茜が立ち上がって優奈さんのところに行こうとするのを裕貴がとめて言った。
「俺も行っていい??」
「え?別にいいけど?」
「マジ?ヤッタ★」
あー・・。そーいやコイツ、優奈さんのファンだっけ・・・。
「優奈ー。どしたの?」
「えっと、コレ。」
優奈さんは、茜にお弁当を渡した。
「あ!それ、あたしのお弁当!どしたの!?」
すると、優奈さんは笑って、
「家に忘れてあったから、持ってきた。」
「わー♪ありがとう!!そうだ!4人で一緒に食べない?」