僕は、今気がついた。

いや…

今さらだ…



彼女と居る時に僕が

感じていた、

心地よさは彼女が

くれていたんだ。


茉莉としか、

成り立たないと

思っていた事も、

彼女がそうしてくれて

いたんだ。




茉莉…


君は何処にいるんだ…


何があったんだ…


僕は…


どうすればいいんだ…





あたりまえにあった

茉莉の存在…


それを軽視していた

わけではない。


しかし、


茉莉の存在が、

こんなにも自分にとって

大きかったなんて…



もうじゅうぶんだ…

彼女に、

茉莉に会いたい。



もう…

もう手遅れなのか…