春の匂い漂う3月の風…
心地良いその風に身を委ね、
幸せに馴れ初め、
心身に染み付く…
そして、
いつしかその幸せは、
当たり前になっていく…
全てが順調で、
僕の周りの人達は、
みんな笑顔で過ごしている…
茉莉は…
路上での活動も
勿論続けるが、
またライブハウス
での活動も、
始めようとしている…
尚志は…
バンドでの活動が
レコード会社の目に留まり、
メジャーデビューの話が
出てきている…
良樹は…
彼女ができ、
まさに幸せの絶頂…
僕自身は…
今年はまだ何の変化もない…
だが…
変化なんか要らない。
みんな幸せの歯車を
順調に回している…
だから、このままでいい…
そんな事を考えながら、
僕は公園のベンチに
座っている…
今日は久しぶりのデート…
時間の合わない日が続き、
彼女と会うのは三週間振りだ…
久しぶりに彼女と
一日中一緒に
居られると思うと、
つい嬉しくて
早く来てしまった…
休日の午前中…
まだ人もまばらで、
鳥の声や、
風に揺れる木の葉の音が、
静けさの中に響く…
木漏れ日の中、
清々しい気分になる…
早く来ないかと
待ち遠しい反面、
もう少しこの世界を
満喫していたかった…
心地良いその風に身を委ね、
幸せに馴れ初め、
心身に染み付く…
そして、
いつしかその幸せは、
当たり前になっていく…
全てが順調で、
僕の周りの人達は、
みんな笑顔で過ごしている…
茉莉は…
路上での活動も
勿論続けるが、
またライブハウス
での活動も、
始めようとしている…
尚志は…
バンドでの活動が
レコード会社の目に留まり、
メジャーデビューの話が
出てきている…
良樹は…
彼女ができ、
まさに幸せの絶頂…
僕自身は…
今年はまだ何の変化もない…
だが…
変化なんか要らない。
みんな幸せの歯車を
順調に回している…
だから、このままでいい…
そんな事を考えながら、
僕は公園のベンチに
座っている…
今日は久しぶりのデート…
時間の合わない日が続き、
彼女と会うのは三週間振りだ…
久しぶりに彼女と
一日中一緒に
居られると思うと、
つい嬉しくて
早く来てしまった…
休日の午前中…
まだ人もまばらで、
鳥の声や、
風に揺れる木の葉の音が、
静けさの中に響く…
木漏れ日の中、
清々しい気分になる…
早く来ないかと
待ち遠しい反面、
もう少しこの世界を
満喫していたかった…