「ゴメンね…
ちゃんとプレゼントも
買ってこようと思ってたん
だけど…
買いに行く時間がなくて…」


「ううん…
最高に素敵なプレゼントを
貰ったよ…」



彼女はそう言うが…

どんな物よりも

素敵なプレゼントを貰った…



彼女らしいプレゼント…



物は形として残るが

今日彼女がくれたプレゼントは
きっと一生僕の心に

残るだろう…



ありがとう…


ホントにありがとう…



僕は…

今、自分が世界で一番

幸せだと…

そう感じていた…



そして…


この幸せが

この先ずっと続きますように

と星に願いを込めた…




その後、

僕達は

時を忘れ語り合い…


日が昇る頃、

家路についた…