「凛は、椿君が好きなんだよ」




「てめぇに触れられたくないんだよ!!!!」




ボコッ




一発殴ってアタシは逃げた・・・。


椿君以外の人に触れて欲しくない…。



怒りと悲しみで涙が溢れる。



家に着き…みんなにばれないように静かに部屋に帰った。





ごめん…椿君…



椿君には罪悪感しかなかった





【椿君…今日さ…】



【あんね…話があるの…】




ここまで打ってもやっぱり
無理………送れない




引かれる…嫌われる…



それが怖くて仕方がない…



結局メールは送らずにそれから1週間が過ぎた。



~♪~♪~


ある日、いきなり携帯が鳴った。



「よぉ…」



「何?」



電話は椿君じゃない…




柚季君だった…




「これから、椿と遊ぶんだよなーぁ」