アタシの足は結局公園に向っていた・・・




「柚季君・・・・」




「あ、凛ちゃん~」




「話って何かな?」








すると、柚季君の笑顔が消え、無表情になった。




「俺が狙ったのになぁ~」




「え?何が?」




そしてアタシの腕を掴んだ。



「痛っ、何?!」




「俺が、凛ちゃんの事最初に好きになったんだよ?」




「なのに、何で椿に取られるわけ?」



何いってんの・・・?





「離してっ・・・」





ボコッ





は・・・?アタシ今・・・殴られた・・・?



「何すんだよっ!!!!」


ヤンキーは卒業するって言った・・・椿君と約束したのに



ごめん椿君・・・・・



今日だけは・・・許して・・・。