「やっぱりアプローチした方がいいって。」
「でもー。」
「メアドだけでも聞きなよ。」
「んー…」
加奈子は曖昧に返事をした。
百合は疑わしそうに席に戻った。
その日の帰り、
加奈子は皆より少し遅れて帰っていた。
加奈子は安田優太がいるグランドに
目を向けた。
加奈子は目が悪いので安田優太を
見ることはできないが
なぜか顔がにやけていた。
「あ!井上さん。今から帰るの?」
突然、グランドにいると思っていた
安田優太の声がした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…