「仲間入りだねー。」



百合も安田優太を眺めた。




「なかなかいい男じゃん。」



「まあねー。」



少し加奈子はにやけた。




確かに安田優太は
かっこいいと思う。





安田優太の周りも明るく見えた。







チャイムが鳴り
百合も安田優太も席に戻った。






先生が何かを話しているときも
ずっと安田優太を加奈子は
眺めていた。