隆也はいつもよりゆっくり 学校の階段を上っていた。 ほとんどの生徒が既に 登校しているので 廊下は騒がしかった。 緊張しながら 教室のドアを開ける。 荷物を置いて 深呼吸をする。 (落ち着け、俺… ただ、メアド教えて。の 一言でいいんだ。) ゆっくりと隆也は 東美紀の席に向かった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーcaseー3