「………ありがと、隼人」 「……ん」 「…じゃ、じゃぁ問題やろっ」 あたしは少し噛みながらも隼人に問題集の問題を差し出した。 ………はー…。 びっくりしたぁ…。 隼人いつもあんなこと絶対言わないのに…。 今日の隼人は好きだけど、ちょっと恥ずかしい。 こんなんじゃ本当に、あたしの心臓が爆発しちゃう。