「…あ、確かそれでは、…前回5位…だったかな…」 「……」 あたしがそう言うと、隼人はシャーペンを持ったまま固まった。 「………隼人?」 「………え…5位?」 「…?うん?」 「下から5位じゃなくて?」 「?うん」 あたしは隼人の質問に答えながら、首を傾げた。