私たちの出会いはネットでした。
出会いの場所がネットという事もあり、私は沢山辛い思いをしました。
けどね?私は貴方が好きだから、今も貴方を好きでいられるんだよ。


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「…ん、サイト?」

「うん!声を通じて絡むサイトだよ!」

「声、か…」


友達にある日教えてもらったサイト。
声を通じて絡むサイトだった。
私は、すぐに興味を持ったので帰宅後サイトに登録した。
四月の事でした、私は田中美樹。
中学3年になり、親の転勤により転校した転校生だった。


「楽しいな、これ」


その日から私は、そのサイトにはまった。
毎日毎日やっていた。


「美樹ー、早く寝なさい!」

「はいはい…」


親にはもちろん怒られたけど…
私はそれくらいはまってたんだ。
そんなある日の事、私はそのサイトにいる人に好かれてしまった
どうやら、本気のご様子で
正直、困ってた私はごめんなさいをし、その人とも連絡を取るのをやめようと思ってたりした。


「…うぅ?」


携帯が光っていた。
真夜中で、この前はその時間帯も起きていたけど毎日じゃなかった。
そして、メールをみようとしたら…


「不在着信?」


不在着信が3件あったのだ。
こんな真夜中にかけてくる人は限られている。
…そう、彼だった。
連絡を取らないようにしようと決めた彼からだった。