「そうよ。
あ、上がってください。
お父さんもいますので…」


「はい。
じゃあお邪魔します。」


俺は家に上がった。


久しぶりだな。


真鈴の家に来るの。




「お、尚人くんいらっしゃい。」


「あ、お邪魔します!」


お父さんは俺に笑顔を見せてくれた。



「今日はどうしたのか?」


「実はお二人にご報告がありまして…」