『明日、会えないか?
久しぶりに真鈴に会いたい。』


明日は練習がない。


こんな俺だから本当は練習しなきゃいけないけど





『うん。私も会いたい。
できたらゆっくり話したい…』



『じゃぁ俺の家おいで。
明日迎えに行くよ。
3時くらいでいい?』


『うん。待ってるね。』



俺は通話をやめた。



そしてバッグにずっといれていた



3週間後にある試合のチケットを出した。