「たまたま縁日に来てみたらよ?
お前がこんななってたんだよ…」



「ほんとに、申し訳ないです…」


「それよか大丈夫か?立てるか?」


あたしは立とうとしたが…


腰が抜けて立てない



「しゃぁねぇな…」


笑いながらあたしを担ぐ龍様


「えっ?!ちょっ?!!おっ、降ろして下さい!」


「お前歩けねぇだろーが!じたばたすんな」



でも―…!!


「恥ずかしいです…」


「んなもん知らねぇ」


酷い…


この御方は酷すぎる…