あの日から
少しずつ私の日常は変わっている



私の家は酒屋


この前から彪牙城の専属酒屋としてもらった


もちろん…和成様のご一存で…




3日に1回のお城への配達


私は納品の確認をします






いつものようにお城の倉で管理していると



「その方…」


「はい?」


「若がお呼びだ、こっちへ」


「はい」


私はお城の中へ通された



「ここを曲がって」



そう言われて廊下を曲がると



そこには縁側で陽なたに当たる和成様の姿


綺麗なお顔立ちに
太陽の陽が柔らかく降り注いでいた