家に帰ってくると、
ママはご飯を作り始める。
その隣でもう一眠り。


次に起きてくるのはパパ。
パパは少し寝坊助で、
いっつも最後に起きてくる。

パパはいつも僕との挨拶よりも先に
玄関に向かう。

そして、新聞っていうものを持って、
僕を少しだけ撫でてから新聞を読み出す。
僕は、新聞に体当たりするのが好きだ。
広げた新聞に体当たりすると音がしておもしろいんだ。
パパに
『毎日、邪魔して』
って言われるけど、パパも楽しそうだから許される。
少し遊んでもらってから、
忙しそうなママのところへ移動する。
なんでって?
ママが一人ぼっちだと寂しいから僕が隣にいてあげるんだ。

パパがお仕事に出かけると僕のご飯の時間になる。
僕は子供だから最後のごはんだ。


毎日おいしいご飯をママが用意してくれる。

ご飯を食べるとママは掃除や洗濯で忙しく動いている。
そんなママを見ながら僕は一眠り。
時々、
『そんなところで寝て邪魔だよ』
って言われるから途中で起こされる。
そんなときは少し移動してまた一眠り。

起きるとママもソファでよこになってるから、
僕もソファの下でもう一眠り。

寝てばっかりだって?
まだ子供だから眠いんです。