もう―――。


マジで今に見て
なさいよね、貢にぃ?


今はこんなふうに
あしらわれてばっかだけど。




――いつかゼッタイ、
貢にぃがハッとするような
オトナの女になってやるんだから。





だからそのときまで、
待っててよね?




あたしが、貢にぃの隣を
並んで歩いても、似合う
ような女になるその日まで。





どこにも行かないで、
待っててよね―――?






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