「ごめん、
ちょっと話してくるね」



そう言うと愛梨は
あたしの腕から離れて、
彼氏の所へ行ってしまった。






なんとなく
楽しそうに喋っている
2人を見る。





「……彼氏っていいなあ………」



そんなことを
思っていると
目の前に影ができた。


「お前には一生できないな ハッ」




そういって
あたしの飲んでいた
バナナオレを奪った。


...森村だ。