どれくらいの時間が過ぎたんだろう・・・




私はまだ歩に抱きしめられていた。



この状態が、今は一番安心する。






「・・・真子・・・

俺からのプレゼント、いる?」





私を抱きしめながら言う。





「うん、いる」




さっきまで泣いてたから、

私は顔をあげられない。



きっと大変なことになってると思う・・・