キーンコーンカーンコーン


今日も学校の終わりを告げるチャイムが鳴る。


あれから毎日学級委員
として早川君と毎日一緒に日誌を書いている。



放課後毎日一緒という事もあって二人ともたわいもない事を話しながら過ごす様になっていた。



「工藤さんって得意科目何?」


「えっ得意科目?んぅーと英語かなぁ…」


ゆりは小さい時から英会話教室に通っていた事もあり普通に英語で会話も出来る様になっていた。



「そうなんだ。実は俺最近忙しくて英語がついていけなくなってるんだ…。
工藤さんがよければ時間空いてる時少し教えてくれないかな?」