大輔。私ね、大輔といると、自分が病気だって忘れてしまうんだ。
自分は、ホントに病気なんだろうか?
やっぱ、先生の言ってたことは、嘘なんだよ。
って思ってたりした。
けど、現実に直面したとき、怖くなって、涙が止まらなくなるの。
そんな私の気持ちをさらに追い詰めるように、病気はおもいのほか速く進行していたんだね。
だんだんと死に近付いてく。怖くて、不安でたまらなかった。
大輔。
私ね?大輔のお嫁さんになるのが夢なの。
きれいなウェディングドレス。きせてね?
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