「お待たせ~」翔くんが運転席に
乗りこんできた。


「足 大丈夫か?
病院行かなくていいか?」


「うふふ・・・
けっこう大げさなんだ~」



「へ?」



「翔くんに送ってもらおって~
ちょっと演技したの。」



「何~~~!?
未来おまえってやつは~」

翔くんは大爆笑した。



私も嬉しくて

「うふふ・・・・」と笑った。




車を出して違う方向に曲がった。


「せっかくだから
遠回りしていくか?」


私は嬉しくて


「やった~~ぁ~」
と叫んだ。