「俺にだってノルマがあるしー、無事殲滅出来たしいいじゃんさ。」

「そのことだけどさ。」

俺は心を決めた。
嫌な汗が流れる。


「この任務…一体何なんだよ?」



有名K企業本社ビル最上階


それが、今俺達がいる場所だった。


「來に頼まれて引き受けてから…倒した魔物は皆人間に化けてる奴ばっかだ。 しかも、有名企業の連中にな。」

來に無理矢理任務を頼まれて一年

どの任務も、有名企業の連中に化けた魔物の殲滅


「こんな世界を動かしてる中心部に魔物がいるなんて…可笑しいだろ?一体、どうなってるんだ?」