胡桃が近付いてきた理由。
それは、あたしの顔についてる耳チャンに用事があったから。


「ゴニョゴニョゴニョ…」


「…ええぇ―」


驚くべき言葉っ それはぁ


≪結愛が、名簿で呼ばれた時、男子の目ハートだったよン♪≫


何て事言われたから。
それは、まさにあたしが言おうとしてた言葉。
そう、胡桃に…


「あのネ…胡桃。あたしもそれ言おうと思ってたの」


「えー。 嘘~っ 無いって」


いや、それがあるんだよ。