「サツキさん……好きです!
もしよかったら……


僕と付き合ってください!!」


言えた……

ずっと片思いだったこの気持ちを
やっと伝えることができた……

でもきっと……

僕は怖くて顔をあげずにいた



「ハイ。」 


ぇ…!

頬をほんのり染めながら

風に揺れる長く綺麗な髪をそっと耳にかけるきみの姿が……

かわいぃ……


「ほ、ほんとに!?」


「うん……私も…シズ君のこと…好き。」



そういった君はさっきより頬をピンクに染めた 

僕はその姿から……目が離せなかった









この日は僕の忘れることのない 

最大の記念日 



―END―