「おいっ、空也!!」




そう言って、優しい顔の人が俺様の人を叱りつけた





「んだよ、理巧…」





「んだよ、じゃない!! 失礼だろ」




そう言うと、俺様の人がふてくされ始めた





「そうだよ、空也!!こんなに可愛い女の子に対して…」




か、可愛い?!





そう言って、満悦の笑みを浮かびながらあたしの隣へ堂々と座った





「君、可愛いねぇー…名前なんて言うの??俺、高崎 晶って言うんだーよろしくねっ☆」




そう言って、ウィンクをしながらより一層近寄ってきた





ち、近い…




そう思い、苦笑いをしていると




「晶…お前、それぐらいにしないと…レオンに殺されるぞ??」




そう言って、煙草の火をつけながら笑う黒南さん




「…へ?なんで、レオンくん?」




ニァーン!!





「痛っ!!〜何すんだよレオンくん」




一瞬の出来事だった…レオンくんが高崎くんに威嚇しながら引っ掻いた





「だから言ったろ…」




そう言って、呆れている黒南さんを目尻にレオンくんがあたしのところへ来た




ニァー




「ふっ…ありがとう、レオンくん」




そう言うとあたしの膝に乗って来た