現れたのは、猫ちゃんと同じ吸い込まれそうなグリーンの…瞳の男の人
う…わ
きれい…
「あんた、レオンの彼女?」
へっ…?
「えっ…? レオンって…?」
「こいつだよ、コ・イ・ツ」
ニャー
キョトンっとしているあたしにいたずらっ子のような微笑みで猫ちゃんを撫でていた
へー…
「レオンくんって言うんだぁー…」
ますます可愛いっ!!
「あんたが、初めてだよ…レオンが俺の店に連れてくるのは」
そう言って、あたしを見つめて微笑むその人にあたしは…
思わず見とれてしまった…
そ、そんなに…見ないで…
「よっぽどあんたが気に入っただろうな」
「いや…そんな…」
何故か、恥ずかしくなりうつむいてしまった
「どうだろう、レオンの女だ。 俺の店に入らないか?」
「えっ…悪いですよそんな…第一あたし、お金ないし…」
あたしは、慌て断った