「ねぇ、リーバ!
ここって遊園地だよね!?

いい所って遊園地の事!?」


私は少し興奮気味にリーバに聞いた。

「まぁ、遊園地っちゃ遊園地だけど

普通の遊園地だと思うなよ。」

「は?
遊園地に普通も普通じゃないもあるの?」

「ココは、ファイパーク。 」

「へぇ。
ってか、遊園地なんて、かなり久々!

最後に来たのいつだっけ?」


私は、記憶辿ってみる。


確か…

……。


思い出しかけて、辿ってた糸をプツンと切る。


思い出したって、思い出したくない人と来たのが最後だった…。


もう、過去の事。
どうでもいい。


記憶を隅に追いやっていると

「あすみ、コレ ラキだから絶対、無くさないで首からぶら下げてろ。」

リーバが、ペンダントを私に渡す。