不良メンバーズと少しゲームをした。
もっくんとはオセロ大戦に燃えた。
ももっちとコンビニまで一緒に行って、
アイスを買った。
それから、少しソファーのところで
馨君と話していた。
オレンジジュースをいつものように
冷蔵庫から出す馨君は相変わらずの
紳士な対応だった。
慶詩は雑誌に集中してて、ユウヤと
ナル君は漫画というものを見ていた。
何の絵なのかあたしには不思議だった。
ちぃー君は、クーラーの中お昼寝タイム
に入っていてスヤスヤ眠ってた。
本当によく眠るヤツである。
京様は珍しく少しウトウトしていた。
伊織君はケータイを弄って女の子と
お喋り中だった。
「日和ちゃん、流しそうめんって知ってる?」
馨君の隣に座ってお話に盛り上がっていた。
「もちろん、家にもあるよ!!」
父さんがわざわざ作った。
夏は流しそうめんだとかいいながら
すごい大型のヤツを作ってよく毎年
そうめん大会をサユ家と合同で開いた。
「日和ちゃんの家に?」
「うん、父さんが作ったのが確か物置に
あったと思うんだけどね。」
ガラクタも結構あるからあの物置。
何が出て来るか不安ではある。
「美男がやる気で居るみたいなんだよね。」
「あ、そうなの?」
よっちゃん、好きそうだよね。
「ユウヤもやるって言ってるし。」
ユウヤも好きそう。
「流しそうめんぜってぇ楽しいって!!」
ほら、来た。
「買おうと思ってたんだけどね。」
馨君は流しそうめんを買う気で居たのか!!