いつもと変わらない日常を送っていた。
その日は修平君と博物館見学に行って、
お昼ご飯にジャージャー麺を食べてそれから
家に帰ってジョセフィーヌのお散歩に行き、
夕飯にまたもや麺類の冷製トマトたっぷりパスタ
を作って食べ終わった頃に一休みしてからヨガ
をしていた時だった。
何か、冷たいものが食べたい。
アイスなかったっけ?
冷凍庫を漁って見るもアイスは昨日で
切れてたんだよね。
う~ん、食べたい!!
今日食べないと一生後悔する気がする。
今から買いに行こうかな?
まだ余裕でスーパーはなまるやってるよね。
アイス買うだけだし、自転車はいいか。
歩いてぱっと帰ってくれば全然大丈夫だろう。
よしっ、買いに行くぞ。
パ○コの白いヤツ食べたいの。
時々無性に食べたくなるんだよね。
あのスッキリ感がいいというか。
『ハニー、気を付けてね!』
ジョセフィーヌにいってきますをする。
「うん、大丈夫でっせ。」
財布を持って行こうとしたらケータイが
震えてそれが電話であることに気付いた。
「はい。」
『もしもし』
その声の主は冷酷美少年である可愛いサユの
弟で今日あたしと遊んでくれた修平君だった。
「どうかしましたか?」
修平君が電話とは珍しい。
『本返し忘れてた。』
「何か貸してました?」
修平君にはよく本を貸し借りしている。
『人類は何故進化をするっていうの。』
あ、そんなのあったな。
「明日でもいいですよ。」
『明日、約束ある。』
そういうことですか。