次の日は朝からジョセフィーヌとお散歩
デートをして、藍ちゃんにも会ってきた。
最近の週末コースである。
藍ちゃんはクールであまり話すタイプではないが、
あたしの話を聞いてくれる。
ジョセフィーヌと一緒に行けるカフェを探して
くれると言ってくれた。
藍ちゃんほどツンデレの子が居るんだろうか?
サユといい藍ちゃんといい。
女の子のツンデレは可愛い。
お昼ご飯はお弁当を作ってきたから2人と一匹で
土手ランチという女子高生らしからぬことをして
みたけど、藍ちゃんはこういうの好きみたいだ。
ツンツンしながらも美味しいって言ってくれた。
作った甲斐があってこちらとしても嬉しい。
「藍ちゃん、ジョセフィーヌが・・」
藍ちゃんの足にすり寄ってまっせ。
そんな美しい足にすり寄るなマイダーリン!!
ちょっと、あたしの足で我慢をしたまえ。
「・・・確かに、可愛い。」
えっ!?
藍ちゃん、今笑った?
ツンツン全開の藍ちゃんがジョセフィーヌの
頭を撫でながらおにぎりを口に入れた。
藍ちゃん、可愛いぞ!
今のでノックアウト寸前だ。
「藍ちゃ~ん、可愛いっ!!」
ちょっと、来ないでとツンツンモードだけど
藍ちゃんはサユ並みのツンデレだ。
「ふふっ、藍ちゃんってピーマン嫌い?」
さっきから素敵な箸の持ち方で上品に
おかずを食べてるけど、どうもピーマンを
避けているように見える。
「・・・・嫌いじゃないけど、嫌いかな。」
えっ?
それどっちなのお嬢さん。
嫌いだったら今度から気を付けますぜ。
あたしはあまり好き嫌いない方だけど、
甘いものは好きだって・・・藍ちゃん。
そんなにピーマン嫌いだったの?