な、何と黙秘ですか!?
そんな高度な演出をするとはお主やりおるの。
「何が凶器なんだ?」
その鋭い瞳でちぃー君をやったのですか?
京様がキラーンとあたしを仕留めに掛かってくる。
や、やられるものか!!
やられる前に一旦、退避!!
よし、次にユウヤにスタンドを向ける。
「君がやったことは分かってるんだぞ!」
証拠となる写真をテーブルに叩きつける。
この物的証拠が出てもまだ言い逃れするとは
何とも凶悪犯だ。
「な、何これ?」
そんなシラを通したところで結果は同じだぞ!
今ならまだ間に合う。
「君のやったことは取り返しがつかない。
だが、今真実を告げればここは穏便に
済まそうじゃないか。」
もう探偵じゃなくて刑事になっちゃったわ。
これもまた捨てがたい。
「ええっ!?、ちょっ、慶詩にパス」
エアースタンドが慶詩に移動した。
「君は外見から見ても犯人像と一致する。」
あんとガンを飛ばしてくる。
お、恐ろしいわっ。
彼こそ、凶悪犯!?
「どうだね、君には娘や息子は居ないのかい?
家族のためにも素直に罪を認めるのだ。」
慶詩の肩を叩いてサングラスでそのガン飛ばし
を99%カットする。
「マジでコイツの頭イカレてんじゃねぇか!?」
慶詩にスタンドを破壊されて伊織君の番になった。
「お、お主が黒幕だったのか!?」
何と言うことだ!!
このフェロモンの毒牙によってちぃー君は
ちーんとなってしまったのね。
だから、最初から凶器が出なかったというわけね。
そういうことか!!
謎は解けたよ、あたしの的確な推理と事情聴取に
よって犯人は伊織君だと判明した。