ゲームセンターデビューをしたその日はサユ

の家でご飯を頂いた。

もちろん、メンバーは継続でだ。

田中はサユの家に来るのが久しぶりだと言いながら、

ダディの暑苦しいお出迎えにギョッとしてた。

ダディはとっても寂しかったみたいだ。

修平君は友達と出かけて居なくてマミーは

ご飯の支度で忙しそうに働いていた。

ダディは暇人なのね。

「田中君じゃないかっ。」

ダディの喜びようはすごいものだった。

あたしとサユとマコ君でこっそり逃げた。

餌食となった田中は夕飯までしばしダディの

話し相手になるという過酷な任務を任されたのだ。

サユの部屋に入って先に寛ぎさせてもらった。

今日はだいぶ疲れたわ。

お家に帰ったら日記を早速書かなきゃね。

※日和は毎日日記を書いてます。

プリなんちゃらも一緒に張りましょう。

手帳にも張ってやりましょう。

夕飯はとんかつというメニューだった。

マミーはご飯を盛ってくれて友達と

遊びに行ってた修平君も帰ってきて、

今日は大人数での夕食を迎えることが出来た。

相変わらず、田中と喋るダディに田中は

慣れてきたのかずっと相手をしていた。

修平君に今日はどこで遊んでいたのかを

聞いたりしてマミーにご飯をおかわり

したりと懐かしい中学時代を思い出す

今日だった。

お家に帰る時はマコ君と田中が家の方まで

わざわざ見送ってくれた。

何とも出来た男たちである。

早速家に帰ってジョセフィーヌに遅くなった

夕飯を与えてから日記に今日あったことを

書き込んだ。

プリなんちゃらが張れるというのもそこで

気付いたが今の若者はこういうものを活用

しているのかと悟ったのであった。