バシャバシャプールを満喫する。
今年初めてのプールだ。
学校の授業では女子はプールの授業がない。
悲しい話だが、何か前に女子の水着が
無くなったことにより閉設されたみたいだ。
男子がプールの中女子は校庭でテニスやら
をするになったらしい。
「日和、あんまり逸れないでよ?」
サユに浮き輪を引っ張られる。
マコ君と田中はボールで遊んでた。
「アイアイサー!」
サユがグイグイ引っ張って遊んでくれるので
女子2人で優雅にプールを独占リレーした。
泳ぐ練習でもするとかいうサユに息継ぎの
伝授を受けたがあまりよく分からなかった。
マコ君と遊ばなくていいのって聞いたら、
日和の方が大事だもんって言われてしまった。
とっても嬉しい。
マコ君には悪いが、やっぱりサユはあたしが
大好きであると自慢したい。
それから、2人で遊んでいたらマコ君と田中
も混ざって泳ぎ方特訓になってた。
何度も言うがあたしは泳げないのではなく
泳ぐのが苦手なだけである。
間違っても泳げないわけじゃない。
「みんないつから泳げるようになったの?」
そう質問をするとサユは知ってるから当然
パスで、マコ君から唸りながら閃いた人になって、
「俺はそうだな、小学校入る前には泳げた。」
ボールを田中にパスした。
「俺もそれぐらいだったっけな?」
田中はもっと前から泳いでそうだ。
海とかで魚捕まえて来そうな気がする。
「ふ~ん、あたしは実は小学生の終わり頃だ。」
泳げないことに結構なコンプレックスだ。
どうも息継ぎが下手糞らしい。
最初は泳いでるつもりが溺れてると
先生に勘違いされた。
兄ちゃんに特訓されてようやく泳げる
ようになったはいいけど未だに息継ぎが
結構苦手なのだ。