ほんわかしているマミーとウチの自由奔放
母さんは生まれた時からの幼馴染であり、
大親友だったらしい。
マミーがダディと結婚する時はウチの母さん
と3本勝負して何とか説得させたとか。
ウチの母さんは何故にそんな無茶苦茶なこと
考えたんだか・・・・
そんなウチの母さんに憧れてるサユは、最近
すごくウチの母さんみたいなことを言う。
「みーちゃん、やっぱりこのところ忙しそう?
あたしにも電話来るけど、日和はどうって
あまり連絡着てないの?」
マミーと母さん仲良しだな。
「どうなんでしょうかねー。」
食卓机に顎を乗せて足をブラブラさせる。
「ふふっ、ひーちゃんはみーちゃんにそっくり。」
えっええええええええええ!!
それ、何か嫌・・じゃないけどさ、嬉しくもないな。
「母さんとマミーは仲良しで羨ましいです。」
「あら、ひーちゃんもウチのさーちゃんと
姉妹のように仲がいいじゃない?
よく近所で姉妹ですかって言われるぐらいだったのよ。」
そうだったのか。
でも、確かにいつもサユと一緒だったな。
小学校も中学校もずっと一緒でサユはお姉ちゃん
みたいでよく妹さんですかとか言われっけ?
あたし、身長も小さかったから背の高いサユと
並ぶとよくそう言われた。
「さーちゃんは大好きです。」
いつもいつもそう思ってます。
「ふふっ、さーちゃんもきっと同じよ。
ひーちゃんのことを話さない日はないもの。」
時々、こうやってマミーと話すのはすごく
癒されて元気を貰える。
「ひーちゃんは本当にみーちゃんに似てる。
あーちゃんにも似てるけどね、芯が強いって
いうのかな?ウチのさーちゃんはナイーブな
ところあるでしょ?ひーちゃんは素直にモノを
言えるところが誰よりもみーちゃんに似てて
可愛いなって思うのよ。」
マミーから聞く母さんの話を聞くと心が温かくなる。