「開きました。」

「そうあなたは、私の心のドアも開けてしまったのよ」

「はぁ?」

合鍵屋はあっけにとられている。

真記は代金を手渡した。

「ありがとうございます。また、何かありましたらお呼び下さい。

そう言って名刺を渡して帰っていった。

すぐ呼ぶわよ!真紀はそうつぶやいた。

そして真紀は我に返り急いで自宅へ向かった。